1 火山活動の状況(気象庁情報:10月17日16:30現在)
⑴ これまでの火山活動状況等
・9月27日11時41分頃から火山性微動が発生し始め、
同11時52分頃に噴火が発生。
中部地方整備局設置の滝越カメラにより、
南側斜面を火砕流が3キロメートルを超えて流れ下るのを観測。
噴火警戒レベル3(入山規制)を発表し、
火口から4キロメートル以内に立ち入らないように呼びかけ。
現在も引き続き、火山活動は高まった状態で推移。
・御嶽山で噴火が発生したのは、平成19年(2007年)3月下旬のごく小規模な噴火以来。
・9月27日に気象庁が降灰の拡がりについて聞き取り調査を行った結果、
御嶽山の西側の岐阜県下呂市萩原町から
東側の山梨県甲府市飯田にかけての範囲で降灰を観測。
・9月27日の噴火前から連続して発生している火山性微動は、検知できない程度の大きさになり、10月7日以降は観測されていない(11月5日16時00分現在)。
・傾斜計などの観測データに特段の変化はみられない(11月5日16時現在)。
・10月28日15時50分現在、噴煙は白色で、高さは火口縁上100メートルで南東に流れている。
・10月16日09時頃から航空自衛隊の協力で実施した上空からの観測では、
白色の噴煙が火口縁上100メートルで北東方向に流れていた。
風下側では硫化水素臭が認められた。
・10月17日15時20分現在、噴煙は白色で、高さは火口縁上200メートルで南に流れている。
・11月5日15時50分現在、山頂付近に雲がかかり噴煙の状況は不明である。なお、11月5日7時50分
時点では、噴煙は白色で、高さは火口縁上200メートルで北東に流れていた。
【噴火警報の発表状況等】
○9月27日12時36分 噴火警報発表(火口周辺警報)
噴火警戒レベル1(平常) → レベル3(入山規制)
※噴火警戒レベル3は、平成20年3月31日の御嶽山の噴火警戒レベルの運用開始以来初めて。
○9月27日13時35分 ~ 10月10日15時5分
降灰予報を約6時間毎に発表し、降灰の予想される地域を図示
(火口縁上300m程度の有色噴煙が観測された場合に発表することとしているが、
現在噴煙の高さが低く、白色であるため、発表していない。)
○9月27日16時 ~ 火山の状況に関する解説情報を概ね3時間毎に発表
○9月28日19時30分 噴火警報(火口周辺警報)を更新し、火砕流に対して警戒を呼びかける
○対象市町村等
・長野県:王滝村、木曽町
・岐阜県:高山市、下呂市
○防災上の警戒事項
・火口から4キロメートル程度の範囲では大きな噴石の飛散や火砕流に警戒が必要
・風下側では4キロメートル以遠も含めて降灰及び風の影響を受ける
小さな噴石(火山れき)に注意が必要
・爆発的な噴火に伴う大きな空振に注意が必要